『ノラバーで西武柳沢サブメッコ2017秋のコレクション』を終えて

先月11月20〜30日の会期で開催していただきました〝ノラバーサブメッコ展〟にお忙しい中お越しくださいましたお客様、遠くから心を寄せて見守ってくださった方々、そして展示会に陰ながらご協力くださった皆様と、開催にあたって毎日御尽力くださいましたノラバーご店主のノラオンナさんに、まず初めに深く感謝を申し上げます。

 

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5月に函館のカフェ「のらいぬ」さんで〝サブメッコ展〟をさせていただいたのがきっかけでノラオンナさんにお声を掛けていただき、関東圏では初めてとなる個展を今回実現させることができました。本当にありがたいことです。

 

この一年は思いがけなくサブメッコを紹介していただける機会に恵まれまして、色々な質問を受ける場面があったものですから、日頃気にも留めていなかったこれまでの製作活動などを夏頃に順を追って記録してみました。

大漁旗と出逢い、製作を始めて丸6年になるらしいのですが、あらためて振り返ってみると、出展や出品の機会を作ろうと自分が主体的に動いた様子はなく、お誘いやご依頼をいただいて初めて検討し「あ、分かりました。やってみます。」で動いているようでした。ですから何と言いますか『ご縁を頼りに風にまかせ、波に漂っていたら、こんなシアワセな場所に辿り着いていた』というのが今の正直な私の実感です。

 

 

今回のノラバーサブメッコ展に際して、事あるごとに頭に浮かんできたのは「ご縁」という言葉でした。
会期中、私が在バーできたのは終盤の3日間だけでしたので、ほとんどノラオンナさんにおまかせ、お世話を掛けっ放しで恐縮しきりの日々ではありましたが、毎日伝わってくるノラバーさんからの情報が「よくぞ皆様、こんなにも温かく受け入れてくださって…」というご報告で、驚きと感激が同時に押し寄せる幸せな日々でもありました。

 

 

製作において、オーダーを受けて作る時以外は「まだ見ぬ誰かを幸せにできるものに仕上げたい」と願っているものの、それは自分の枠内の勝手な想いなので、完成が見えてきて少し冷静になった頃「本当にその誰かが現実に存在するのか。また存在したとしても少数であろう方々とタイミングよく巡り逢うことができるのか。」という疑問が湧き上がり「アレ?またこんなのデキちゃってるけど大丈夫かな…」と急に不安に襲われる…というのが感情のワンセットで、毎回その繰り返しなのです。

 

 

そんな想いの中完成した灰汁の強い製作物を受け止め、ご自分のものとして受け入れ、日々楽しんでご着用ご活用くださるという奇特な方が実際にいらっしゃり、製作者の私へ直接お声をかけてくださるということは、言葉にできないほどありがたいことでした。

会期中に繋げていただいた沢山の奇跡的なご縁に感謝し、これからも大切にしていきます…と最終日にノラバーの三軒隣の五叉路角のお地蔵さんに手を合わせました。

 

 

「また来年も」お声掛けをいただけましたので、大好きな方々との再会や、今回お目に掛かれなかった方々と、そしてまだ見ぬ方々との新たな出逢いを願いながら、皆さまに楽しんでいただけるような物作りに励み、心地よい温もりのある西武柳沢の町にまた戻って来たいと思っています。

このたびは、皆様大変ありがとうございました。